犬の下痢について多くの相談をうけますが、慌てて病院に行く前に状況を把握

することも必要です。下痢や軟便だからこそ慎重に対処する必要があります。

 

 

それは、病気ではなく症状だからです。

 

自然現象にも関わらず抗生物質を与えたことが原因で下痢や軟便を繰り返す

わんちゃんが多くいるんです。

 

なので、日頃からのうんちの観察はとても重要になってきます。

 

黒っぽい・血が混ざってるなど・・・

出来ればデジカメで撮っておくことも一つの方法です。

 

その他、食欲・水を飲む量などもチェックしておきましょう。

下痢は、別の角度から見ると下痢は愛犬を守っているのです。

犬の力では排泄することの出来ない物質を約60兆個の細胞一つ一つから水分を

集めて一気に腸に流し込んでいるのです。

 

なので、観察が必要なのです。

 

何も観察もせず、病院に駆け込むと下痢止の薬や抗生物質を投与することになります。

熱を下げる解熱剤と同じなのです、熱は40度前後の体温でウイルスを退治している

わけですから、そこに解熱剤が投与されると今後自分の免疫力でウイルスを退治す

ることが出来なくなり薬に頼ってしまう身体に徐々に変わってきます。

これは、犬の免疫力(治癒力)を低下させていることに繋がるのです。

 

下痢止にはいくつかの種類がありますが中には、麻薬効果を持たないモルヒネみた

いなものもあります。

下痢止は、下痢の根本的原因を治してくれるものではありません。

下痢という症状を抑えるだけなのです。薬は、症状を抑えるものです。

 

症状を抑えるだけの為に愛犬の免疫力(治癒力)が奪われていくことを知れば、

なるべく犬自身の免疫力(治癒力)で改善させてあげたいと思います。

 

 

しかし、下痢の原因は様々です。

感染症、つまり腸炎などによって起こることもありますので、

病院に連れていくタイミングも様々になります。

しっかり、愛犬の状態を見ながらご判断してください。

 

 

犬は歳をとるごとに内臓が弱ってきます。

同時に悪玉菌の増加により、腸内環境も悪化します。

生まれたばかりの子犬の腸内環境はほぼ100%善玉菌ですが、加齢と生活環境の

ストレスにより悪玉菌の割合がどんどん増えていきます。

 

なので、毎日継続して腸内環境の悪化から引き起こされる免疫機能の低下を抑制し

健康促進に勤めることがやはり基本となります。