子犬の下痢
子犬の下痢から発症する蛋白漏出性腸炎に注意が必要!
ここ3年で子犬の下痢を止め続けることで蛋白漏出性腸炎という病気になっている子が多くなってきています。さらに年々と低年齢化しているという現実です。先日も生後6ヶ月、1歳半、5歳未満の子はかなり多くなってきました。子犬の頃の下痢の対処の仕方で大きく変わってきます。必ず血液検査を行い【アルブミン】又は【ALB】数値をしっかり確認されてください。対処法、改善方法はこちらをご覧ください。詳しくはコチラ
生後8ヶ月のフレンチブルドッグに突然訪れる止まらない血便。成長とともに血便は改善するだろうと思っていたが一日9回もの血便が続いた、病院通いを余儀なくされいくつもの検査をしてみるものの原因はわからず最後にはポタポタ垂れる血便に。
子犬が下痢をする最も多い原因は
下記で子犬の下痢について詳しくお伝えしますが、ちゃんとしたブリーダーやペットショップから子犬を購入した場合は寄生虫の検査や先天的な病気等の検査も行なって頂けていると思いますので、大きな心配はあまり必要ないと言えます。

子犬が下痢をする原因
最も多いと考えられる、子犬が下痢をしてしまう原因のひとつは「環境の変化」です。環境の変化には「生活環境」もさることながら、食事もそのひとつです。
ブリーダーさんから一般的なご家庭に変化した場合は、多くの犬に囲まれていた生活から、1人ぽっちとなったストレスやペットショップのあの小さな小屋から広いリビングで生活をするようになり、一見こちらの方がストレスは少ないように感じますが意外にも子犬自身はストレスを感じ下痢や軟便を引き起こしてしまうことは少なくありません。また、食事においてもおうちに来てから間もないうちは、ブリーダーさんやペットショップさんで受けた指示に従った食事をさせてあげてください。住環境に加え食事の大きな変化は腸内へのストレスとなり悪玉菌を増やし病気をしやすい身体を作ってしまいかねません。
ドックフードの量が多かったりするだけでも下痢をしたりします。そもそも子犬ですので母犬からある程度の抗体(移行抗体)は受け継いでいますが、まだまだ胃腸などを始め発育段階ですので、変化やストレスには弱いと言えますし、移行抗体は日に日に減っていきますので、病気に負けない免疫力を育ててあげる必要があります。そのためにも、子犬自身が既に持っている乳酸菌を増やしてあげるためのエサとなる乳酸菌生産物質をフードと一緒に食べさせてあげることで下痢の改善はもとより子犬の免疫力向上に繋がる食習慣へと繋げることができます。
次に子犬の下痢や軟便を発見した際に注意すべき点は、ウイルス感染による下痢です。犬は元々肉食動物ですので草食動物、私達人間のような雑食の動物に比べ腸が非常に短いので腸内の悪玉菌が多くなるリスクを持っていることと、短いばかりに一端炎症を起こし腸による消化機能が低下してしまうとそこから栄養素を吸収できなくなってしまいますので、重態になってしまう危険性もあります。
このためにも生後一定の期間が過ぎた子犬にはワクチン接種が行なわれるのですが、このワクチン接種によっても下痢を起こしてしまいますので、子犬と下痢に関しては切っても切り離せないもので、その下痢に備える適切な知識と応対が飼い主である私達に求められます。
犬とワクチンの関係は別のページでもお伝えしていますが、乳酸菌などの免疫細胞を活性化させる食品で子犬の免疫力向上を手助けしてあげて頂きたいと思います。ただ、一般的な乳酸菌やビフィズス菌を口から取ったとしても、腸まで届かず、定住菌にやられてしまいますので、やはり子犬自身が本来持っている免疫力や乳酸菌を増やすといった視点を持ちアプローチすることが大切となります。詳しくはコチラ
厄介な子犬の下痢原因として、3つ目にご紹介するのは寄生虫や原虫による下痢です。
明らかに下痢のにおいが悪い場合は寄生虫により下痢をしている可能性が高いと言えます。また、下痢をしている時に駆虫剤を使用するとかえって下痢を悪化させますので使用することはできませんので子犬に取って厄介な下痢の原因と言われているわけです。
この場合は、一日も早く獣医さんに見て頂き適切に寄生虫を排除してあげてください。
寄生虫が原因の下痢の場合は刺激臭がするという報告もありますし、下記のような症状がある場合は、寄生虫に感染している場合がありますのでお医者さんに診て頂いてください。
- それまではちゃんと食べていたのに痩せている
- お腹だけが異常に膨らんでいる
- 過食気味
- 下痢をしたり治ったりを繰り返す
- ウンチに何か混ざっている
- 便の臭いが普段と違う
8ヶ月の子犬、繰り返す血便からの回復。フレンチブルドッグの体験
生後8ヶ月のフレンチブルドッグに突然訪れる止まらない血便。成長とともに血便は改善するだろうと思っていたが一日9回もの血便が続いた、病院通いを余儀なくされいくつもの検査をしてみるものの原因はわからず最後にはポタポタ垂れる粘血便に・・・・続きを読む→
子犬の下痢の対処の仕方で将来大きく変わります。
子犬の時によくある下痢ですが、飼い主も大袈裟に考える事無く当たり前の様に病院に連れていき薬を飲ませてしまう。これが薬害の始まりとなり病気へと繫がる。子犬を下痢にしてしまう根本的原因、安易に病院、薬に頼る原因は、「子犬を家族として本当に迎えているのか?」ここに大きな原因があるようです。
私が、とても不思議に思う言葉は、それは「愛犬は家族です!」です。
本当に家族なのでしょうか?
家族となればお腹を痛めて出産した我が子と同じ・・という意味ではないのでしょうか?ただ、同じ屋根の下に住んでいるから家族なのでしょうか?
私は、我が子だと思っています。なので、我が子に朝昼晩とカップラーメンだけを食べさせません。
普通に考えるとそうですよね!
その家族に朝晩と毎日同じ物を容器に入れて食べさせているんです。いくら、病院でネットで犬にはドッグフードが良いと言われても「おかしい」と思うんです。
子供の栄養を考え、成長を考え、食材を選び手間ひまかけて毎日毎日、栄養が偏らない様に食事を作られているはずです。
それは・・家族だから、かけがえの無い家族だからではないでしょうか。
口では大切な家族と言いながらも、頭のどこかで、犬であり、ペットであり、動物だと思っているのではないと考えてしまいます。でなければ、毎日同じ物を与えないと思うのです。
「犬を飼うから犬を育てる」に考えを変える。
人間の子供は飼いません、育てます。その子供に親が食べれない物を子供に食べさせるでしょうか?
今一度、冷静にお考えになられてはどうでしょう。
今、愛犬の病状や症状でお悩みの方は特に。原因はどこにあるのでしょうか?
また、このような事を考えられたことはないでしょうか?
「この子にどのような生涯を送らせ命を閉じさせてあげるのか?」
最後は、薬にもおかされず、苦しまず飼主であるあなたに感謝しながら眠るようにその命を閉じる。
そんな生涯であって欲しいと思うのです。
それとも・・・・・
子犬の時から本当の家族として迎えられるかどうかでこの子将来が決まる・・・と言っても過言では
ありません。子犬の下痢を正しく改善することは、今後の健康にも大きく役立つはずです。
私達人間よりも短い命、そして小さな身体、臓器の犬達。
私達人間の何十倍もの薬が体内に入っている事実。
本当の家族になることが、健康で長生き、病院のお世話になることなく素敵な
生活が送れる第一歩だと確信しています。
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